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Kyoto, Dialect

2026.05.24

ワックジャパン 市川でございます。

京の都で洗練された「京ことば」についてのお話です。

京ことばは、舞妓が可愛らしく話すイメージや、柔らかく優しい印象から女性言葉と呼ばれることがありますが、その一方で「京ことば」は表と裏があっていけずと非難されることもあります。これは、京都が日本の中心「都」であった歴史的背景にも関係してるのかなと考えます。もともと公家の文化圏だったので、いろいろな揉め事を避け、直接的な言い方を遠回しにして、「察する」ことが粋とされたんだと思います。

察することの美学=場面の工夫というか、相手の立場に配慮する構えが、結果として場の和を保つことにつながるんですね。

おおきに 考えときます=お断りします

京ことばの特徴のひとつは、相手を気遣い、自分の思いを直接言葉にしない点です。相手に察してもらうことを美徳とし、否定しないで拒絶する。もちろんそのまま、良い意味で使われることもあるので、ややこしくてしょうがない。

人と物、情報とお金が集まる大都会であった京都だからこそ、会話には上手な距離感が必要だったのでしょう。日頃の行いやコミュニケーションには気をつけたいもの。

そうした微妙な距離感を保ちながら相手を思いやる語感こそが、穏やかで洗練された最先端の都会言葉としての「京ことば」を形づくってきたのです。

そう思うと、よく語られる「ぶぶ漬け」の話のように、遠回しに嫌味を言うような怖いイメージも、少しは和らぐのかもしれませんね。ちなみに「ぶぶ漬け」の話は落語の中の話で実際に使われることはありません。やっぱりいろいろややこしい。

この話をワックジャパンのお客様の国に当てはめてみたらどうだろう。京言葉のようなニュアンスの言葉使いをする国があるのか気なる。

ニューヨーク、ロサンゼルス、パリ、ロンドンはどうだろう。人と物、情報とお金が集まる大都会ならではの何かがあるのだろうか。

 

”京ことば豆知識”

お豆さん=豆 食べ物や自然のものに敬語の「お」と「さん」を付け、親しみと敬意を込める表現で、お芋さん、お揚げさんなど。

上ル 下ル 西入ル 東入ル=京都市内中心部の住所表記と道案内で使われる京都独特の表現 碁盤の目の通りで、目的地が交差点からどの方向にあるかを示す非常に合理的な表現で、ビジネスや観光で来られる方には是非覚えて欲しい言葉です。

具体的には以下の意味になります。

・上ル=あがる。のぼるとは言いません。北へ行くこと。交差点の北側に位置することを指します。

・下ル=さがる。くだるではありません。南へ行くこと。交差点の南側に位置することを指します。

・西入ル=にしいる。南北の通りから西側へ行くこと。交差点の西側に位置することを指します。

・東入ル=ひがしいる。南北の通りから東側へ行くこと。交差点の東側に位置することを指します。

また、東側、西側、南側、北側の表記や言い方は、目的地が通りのどこに位置するかを指します。

ワックジャパンの「わくわく館」は、二条通高倉上ル東側。または、夷川通高倉下ル東側となります。郵便物も店舗や会社であればおそらくですが、この表記で届くはずです。

〒604-0812 京都府京都市中京区天守町761 大切な郵便物は、必ずこちらまで(笑)

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京都人の暮らしをのぞき見すれば「京ことば」の秘密に近づけるかも”ホームビジット”

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舞妓の京ことばを聞いてみたい方は「舞妓ディナー」「舞妓茶道」をどうぞ。こちらはお問い合わせからお願いします。