京都和心館の周りには現在でも古い家々が並ぶと共に、日本の文化財や歴史的偉人に縁のある場所が集まっております。
国宝でもある1001体の千手観音像でも有名な三十三間堂を経由し、日本の民芸の普及に大きく関わった河井寛次郎が過ごした仕事場を公開した記念館までのコースです。
京都和心館での文化体験の前後に京都観光はいかがですか?
京都和心館
kyoto-washin-kan
この地域は京都市の大動脈である京都駅が近く、多くの日本文化を育んだ江戸時代開幕への流れを決定付けた「関ケ原の戦い」のきっかけとなった釣鐘がある歴史的な所です。
和心館で文化体験をされた後は、ぜひ地域を散策してみてください。
豊国神社
Toyokuni Jinjya Shrine
豊臣秀吉を祀る神社。
徳川幕府の時代に一度取り壊されたが、明治13年(1880年) に再建された。
唐門は伏見城の遺構で桃山時代に造られたもの(国宝)。 境内にある方広寺には、大阪冬の陣 (1614年)のきっかけとなった有名な釣鐘がある。
拝観料 | 無料 |
拝観時間 | 常時 |
三十三間堂
Sanjusangen-do Temple
12世紀、後白河上皇の時代に創建。1249年に焼失、その後、ご嵯峨上皇によって再建された。
三十三間の名は、お堂内の柱間が33もある、という建築的特徴から由来。
またお堂内には、国宝や重要文化財に指定された1001体もの千手観音像が安置され、その光景は圧巻!
自分自身の顔に似た観音像が一体はある、という噂。風神雷神図のモデルとなった像も見る価値あり!
拝観料 | 600円 |
拝観時間 | 8:00-17:00 |
公式HP | http://sanjusangendo.jp/ |
智積院
Chishakuin Temple
真言宗智山派の総本山。
千利休好みの名称庭園と安土桃山時代に活躍した長谷川等伯の襖絵(国宝)が有名。
書院の縁側に座り、池泉観賞式の庭園をゆっくりと眺めるのがおススメ。特に5月のサツキと秋の紅葉の時期の美しさが素晴らしい。
金堂裏側のあじさい苑は、拝観料なしで入ることが出来、比較的観光客も少ない貴重なスポットである。
拝観料 | 500円 |
拝観時間 | 9:00-16:00 |
公式HP | http://www.chisan.or.jp/sohonzan/ |
河井寛次朗記念館
KAWAI KANJIRO Memorial Museum
河井寛次朗は1890年島根に生まれ、1920年に京都・五条坂の釜を購入し、1966年に没するまで京都で生涯活動を続けた。
柳宗悦らと民藝運動を展開し、陶磁器だけではなく木彫や家具も数多く創作した。
河井寛次朗記念館は、寛次朗の住まい件仕事場を公開したもので、建物のみならず家具や調度品も寛次朗がデザインしたものである。
拝観料 | 900円 |
拝観時間 | 10:00-17:00 月曜休館(月曜が祝日の場合は開館、火曜が休館) |